エゴノキの成長速度
高さ1.6mの株立ち苗は、半日陰で約3年半後に約2.5mになりました。通販で買った苗を植えてからの高さと開花を記録した実測記録です。
エゴノキの成長:年ごとの高さと開花の様子
| 記事の日付 | 植え付けからの経過 | 高さ | 記録された様子 |
|---|---|---|---|
| 植え付け時(11月) | 0 | 1.6m | 通販の株立ちの苗木。根を麻紐で巻いた状態で植枡に置き、簡単な支柱を付けた。購入価格は送料込みで約6千円 |
| 2010年6月11日 | 約7か月(翌年の春) | 数値記載なし | 5月中旬に、小さな花が4つだけ咲いた |
| 2011年5月17日 | 1年半 | 約2m | 2回目の春。花は前年より増えた。5本の株立ちのうち、幹の細い方の3本には、つぼみが付かなかった |
| 2012年5月18日 | 2年半 | 約2.2m | 2月に内向きの枝や重なった枝を切った。前年と比べてあまり育っていない印象。細い株も開花し、全部の株に花が付いた |
| 2013年5月16日 | 3年半 | 約2.5m | 高さが増した印象はないが、幹が前年より太くなった。この年の花は全て白 |
エゴノキは、この記録では1.6mの苗が、3年半で約2.5mになりました。 1年半後に約2mと伸びた後は、2年半後で約2.2m、3年半後で約2.5mと、年に20〜30cmほどの緩やかな伸びでした。 著者は、2年半後の伸びが小さかった理由として、2月に不要な枝を切ったことを挙げています。 また、同じ株立ちの中でも、太い幹と細い幹で成長の速さに差がつき、その差が開いていると書いています。
植えた場所は建物の西側で、日が当たるのは半日だけです。 記録の著者は、夏は西日を防ぎ、冬は葉が落ちて日光を室内に入れる木として植えています。 植え付け後の手入れは、3年間は根元から出る若い枝(ひこばえ)を切る程度でした。
1年あたりの伸びの計算例
上の記録表の数値から、1年あたりの伸びを計算した目安です。
- 植え付けから1年半:(約2m − 1.6m)÷ 1.5年 = 年に約27cm
- 1年半後から2年半後:約2.2m − 約2m = 年に約20cm
- 2年半後から3年半後:約2.5m − 約2.2m = 年に約30cm
- 全体(植え付けから3年半):(約2.5m − 1.6m)÷ 3.5年 = 年に約26cm
高さは「約」の目測値のため、年ごとの差は数cmの誤差を含みます。1件の観察例です。
よくある質問
エゴノキの成長は早いですか、遅いですか。
この記録では、1.6mの苗が3年半で約2.5mになり、平均は1年あたり約26cmです。1年半後に約2m、その後は年に20〜30cmほどの緩やかな伸びで、早いとも遅いとも言い切れず、緩やかな部類の1本の観察例です。著者は高さを「およそ」と書いており、細かく測った値ではありません。
エゴノキは植えてから何年で何mになりますか。
この記録では、1.6mの苗を植えて、1年半後に約2m、2年半後に約2.2m、3年半後に約2.5mでした。著者は高さを「およそ」「位」と書いており、細かく測った値ではありません。
花はいつから咲きましたか。
植えた翌年の5月中旬に、小さな花が4つだけ咲きました。2回目の春には花が増え、3回目の春には5本全ての株に花が付いたと記録されています。
手入れはどのくらい必要でしたか。
著者は、3年間は根元のひこばえを切る程度で、ほとんど手入れをしなかったと書いています。2012年2月に内向きの枝などを切った年は、前年より育たなかった印象だと書かれています。
数値はすべて、このページの表と同じ出典記録によります。
この記録の限界
- 個体数: 5本の株立ち1株の記録です。太い幹と細い幹で成長に差がつき、表の高さは株全体の目安です。
- 測定月: 2011年5月・2012年5月・2013年5月の各5月前後に、3年半までの高さがあります。植え付けの年は記事に書かれておらず、前年11月という経過は2010年6月の記事の記述からの読み取りです。
- 日照条件: 建物の西側で、日が当たるのは半日だけです。
- 剪定: 2012年2月に内向きの枝や重なった枝を切っています。ほかの年はひこばえを切る程度でした。高さは「およそ」「位」と書かれた目安です。
エゴノキの最終的な大きさについて、公的資料に書かれていること
英国王立園芸協会(RHS)の植物ページで、エゴノキ(英名 Japanese snowbell、Styrax japonicus)を確かめました。英国の資料なので、日本の庭での育ち方は書かれていません。
- 最終的な大きさ: 高さ8〜12m、広がり4〜8m。そこに達するまでの目安は20〜50年。
- 日当たり・土: 日向または半日陰。粘土・壌土・砂のどれでも育ち、水はけのよい、酸性から中性の土。東・南・西向きの、風を避けられる場所とされている。
- 性質: 落葉の中型の木で、秋に葉が黄色やオレンジ色に変わる。白い鐘形の花が、枝の下側にたくさん咲く。
この記録の「約3年半で約2.5m」は、資料にある最終的な高さ8〜12mの、ごく初めの段階です。建物の西側で半日だけ日が当たる記録の場所は、資料の「日向または半日陰」「西向き」の範囲に入ります。資料には、株立ちの苗から育てた場合の年ごとの伸びは書かれていません。
出典: Royal Horticultural Society「Styrax japonicus」(当サイトでの確認日は2026年10月28日です)。
ほかの樹種の記録
この木は、1.6mの株立ち苗が約3年半で約2.5mになった記録です。植え付け時が1〜2mの記録は次のページにもあります。
- シマトネリコ:約1.3mの苗が、7年目の5月上旬に約3.5mになった記録
- シラカシ:1.5mほどの株立ちが約5年で3.5mになった記録
- アオダモ:約2mの苗が、約6年間は約2mのまま変わらず、その後に伸びた記録
- ジューンベリー:北側の半日陰に植えた約2.5〜3mの株が、約3年で4m前後(目測)になった6年間の記録
植え付けの年は記事に書かれていません。2010年6月の記事が植え付けを「去年の話」と書き、翌年の記事が「植え付けから1年と半年」と書くことから、植え付けは前年の11月と読み取れます。経過の月数はこの読み取りによる概算です。
この記録は1件の観察例であり、植える場所の日照・土壌・苗の状態によって成長の速さは変わります。すべてのエゴノキが同じ形で成長するとは限りません。