シラカシの成長は早い?株立ちの実測記録
高さ1.5mほどの株立ちを地植えして約5年、高さの推移と7年目までの様子を記録した実測記録です。
シラカシの成長:時期ごとの高さと様子
| 時期 | 高さ | 記録された様子 |
|---|---|---|
| 2009年3月 | 1.5mほど(株立ち) | 西側の庭に、ダイニングの目隠しとして植えた。樹形が良いと聞いて選んだ。花は目立たないがドングリができる木ということで期待している |
| 2012年12月 | 数値記載なし | 隣のシマトネリコとともに西日をさえぎっている。自然に樹形がまとまりやすく、剪定がほとんどいらないと書かれている |
| 2013年6月 | 数値記載なし | その年の春からの成長が著しく、隣のシマトネリコと並ぶくらいの高さになった。どこまで伸ばすかを考えないと手に負えなくなりそうと書かれている |
| 植え付けから約5年 | 3.5m | 「1.5mの高さのものを5年前に植えつけて、今は3.5mの高さに成長した」と書かれている。生育は順調で、病害虫の発生や葉が枯れたことはない。花もドングリもまだできていない(記事の投稿日は表示されていない) |
| 2016年11月 | 数値記載なし | 足もとにドングリが落ちているのを見つけた。10個以上あり、植えてから7年目で初めての結実 |
この記録では、株立ちのシラカシが地植えから約5年で、高さ1.5mほどから3.5mになりました。 高さの数値は植え付け時と約5年後の2時点だけで、その間の年ごとの高さは書かれていません。2013年6月(植え付けから約4年)には、隣のシマトネリコと並ぶくらいまで伸びたと書かれています。 著者は、約5年の時点で花もドングリもできないことを疑問に思って調べ、「高さ2.0m、3.5mでは花も実も見たことがない」という他の庭の話を挙げたうえで、あと数年はお預けだろうと書いています。その後、7年目の2016年11月にドングリが落ちているのを見つけています。
植え付けからの経過ごとの高さ(数値のある時点のみ)
| 植え付けから | 時期 | 高さ | 出典の該当箇所 |
|---|---|---|---|
| 植え付け時 | 2009年3月 | 1.5mほど(株立ち) | 「シラカシの植栽記録」の「2009年3月」 |
| 約5年 | 投稿日の表示なし | 3.5m | 「花が咲かない樹は無い」の記事の「お庭のシラカシの状態」 |
「約5年」は、記事に書かれた「5年前に植えつけて」「もうすぐ5年になる」をそのまま用いています。記事の投稿日は表示されておらず、時期を月まで特定していません。高さは記事に数値がある時点だけを載せ、ない時期は補っていません。
この記録から読み取れること
- 高さ1.5mほどの株立ちを植えて、約5年後に3.5mになっている。年あたりでは平均40cmほどの伸びになる(当サイトでの単純計算)。
- 植えて約4年目の春から成長が著しくなったと書かれており、伸びる速さは年によって違う。
- 剪定がほとんどいらないと書かれている一方で、高さをどこまで伸ばすかを早めに考えないと手に負えなくなりそうとも書かれている。
- 約5年の時点(高さ3.5m)では花もドングリもできておらず、初めてドングリが落ちていたのは植えて7年目だった。
- 数値の高さは2時点だけで、植え付けから約5年までの年ごとの高さは分からない。
よくある質問
シラカシの成長は早いですか。
この1本の記録では、高さ1.5mほどの株立ちが約5年後に3.5mになり、1年あたりの単純平均は約40cmでした。数値があるのは2時点だけで、年ごとの伸びや、すべてのシラカシに当てはまる速さは分かりません。
シラカシに伸びない期間はありましたか。
伸びない期間の記載はありません。2013年6月(植え付けから約4年)には、その年の春からの成長が著しく、隣のシマトネリコと並ぶくらいの高さになったと書かれています。
シラカシに花やドングリが付いたのはいつですか。
約5年の時点(高さ3.5m)では花もドングリもできていませんでした。2016年11月、植えて7年目に、足もとに10個以上のドングリが落ちているのが初めて見つかったと書かれています。
シラカシ(Quercus myrsinifolia)の大きさと耐寒性について、公的資料に書かれていること
木本植物を扱う英国のオンライン事典「Trees and Shrubs Online」で、シラカシの学名 Quercus myrsinifolia の項を確かめました。
- 高さ: 自生地では9〜20mが一般的で、30mを超えることもある。英国の庭では10mを超える木が多く、記録された英国最大の木は16m(2010年)。
- 自生地: 中国、日本(本州・四国・九州)、韓国、ラオス、タイ、ベトナム北部。山あいの谷の混交林に生える。
- 耐寒性: 比較的北まで分布し、冷涼な地域でも育つ。マイナス18〜23度に耐えた木の記録がある。
- 葉: 常緑で革のように厚く、長さ5〜18cm。表はつやのある濃い緑で、裏は淡い緑から白っぽい。新しい葉は濃い赤から栗色で出る。
この記録の「約5年で3.5m」は、資料にある成木の高さ(10m超)のごく途中です。つまり、3.5mの時点で成長が止まるとは限りません。ただし、資料は年ごとの伸びの速さや、剪定をしたときの樹形については書いていません。この記録の著者が書いた「剪定がほとんどいらない」という点も、資料からは確かめられません。
出典: Trees and Shrubs Online「Quercus myrsinifolia」(当サイトでの確認日は2026年10月23日です)。
この記録の限界
- 個体数: 西側の庭に植えた株立ち1本の記録です。
- 測定月: 高さの数値は2009年3月の植え付け時と約5年後の2時点だけで、約5年後は投稿日の表示がなく月を特定できません。
- 日照条件: 隣のシマトネリコとともに西日をさえぎっている西側の庭という記載はありますが、日照時間の記載はありません。
- 剪定: 剪定がほとんどいらないと書かれていますが、数値を測った時点までに剪定したかどうかは読み取れません。
1年あたりの伸びの計算例
式は「(最後の高さ − 最初の高さ)÷ 経過年数」です。植え付け時の1.5mほどから、約5年後の3.5mまでで、(350cm − 150cm)÷ 5年 = 1年あたり約40cmです。
この平均は年ごとの差を隠します。途中の年の高さの数値はなく、2013年6月に「その年の春からの成長が著しい」と書かれているだけで、年ごとの伸びは分かりません。3.5mの記録には投稿日の表示がなく、「約5年」は著者の記載のままです。株立ちの高さであり、1本立ちの木とは同じ尺度で比べられません。
ほかの樹種の記録
この木は高さ1.5mから約5年で3.5mになった記録です。同じ庭に隣り合って植えられていたシマトネリコや、常緑の中高木の記録は次のページにもあります。
- シマトネリコ:1.3mから7年目に約3.5mまで、2年ごとの高さが並ぶ記録
- エゴノキ:同じく株立ちの苗木。高さ1.6mの苗が半日陰で約3年半後に約2.5mになった記録
- 常緑ヤマボウシ:約1mと約2.5mで植えた株が5年半でどうなったかの記録
- マテバシイ:同じ常緑の高木で、約50〜60cmの苗を約2年8か月追った公共の試験記録
- 樹種ごとの成長記録の一覧表:植え付け時の大きさと経過年数を横に並べています
この記録は1つの庭の観察例であり、庭の所在地・日照・土壌、苗の大きさ(株立ち)によって成長の速さは変わります。シラカシは自然では大きな高木になる木で、すべてのシラカシが同じ形で成長するとは限りません。