コプロスマ(立性・這性)の成長速度
3号ポットの苗を地植えして約1年、横幅の推移と冬越しを記録した実測記録です。この記録で言えるのは約1年分の横幅と冬越しの様子までで、2年目以降の広がりはまだ言えません。
時期ごとの株の大きさと様子(地植え・とても日当たりの良い場所)
| 時期 | 株の大きさ | 記録された様子 |
|---|---|---|
| 2020年11月中旬 | 横幅 約10cm(立性・這性とも) | 3号ポットの苗を地植え。立性の「レインボー・サプライズ」を先に、半月後に這性の「キルキー」を近くに植えた。日当たりが良すぎて、これまで他の低木を何度も枯らした場所 |
| 2021年3月中旬 | 横幅 約10cm(立性) | 大きさはほとんど変わらなかった。真冬の寒さに当たって紅葉が深まり、真っ赤になった |
| 2021年7月中旬 | 数値記載なし | 新芽や枝が伸びてきた。立性の新しい葉は薄く赤みを帯び、斑入りの緑葉のような外観。這性は春先から枝が横に伸びた |
| 2021年8月下旬 | 数値記載なし(這性) | 気温が上がって成長が進み、這性の株のボリュームが増えた |
| 2021年11月中旬 | 横幅 20〜30cmほど(立性) | 立性は再び紅葉した。著者は成長がゆっくりだと書いている。這性は枝が不格好に横に伸び、株元がスカスカになった(数値なし) |
この記録では、立性のコプロスマ・レペンス(レインボー・サプライズ)が地植えから約1年で、横幅約10cmから20〜30cmほどになりました(2020年11月から2021年11月)。 這性のキルキーは、植え付け時が約10cmと書かれ、その後の横幅の数字はありません。 著者は、真夏の暑さで少し元気がなくなったこと、剪定を全くしなかったことで株元から枯れ込んだのではないかと推測しています。這性は間延びするので、適宜剪定した方がよいと書かれています。
植え付けからの経過ごとの大きさ(立性・数値のある時点のみ)
| 植え付けから | 時期 | 大きさ | 出典の該当箇所 |
|---|---|---|---|
| 植え付け時 | 2020年11月中旬 | 横幅 約10cm | 「2020年11月」の節 |
| 約4か月 | 2021年3月中旬 | 横幅 約10cm(ほとんど変わらず) | 「2021年3月」の節 |
| 約1年 | 2021年11月中旬 | 横幅 20〜30cmほど | 「2021年11月」の節 |
「植え付けから」は、記事に書かれた時期の差から当サイトで数えた目安です。大きさは記事に数値がある時点だけを載せ、ない時期は補っていません。
この記録から読み取れること
- 11月に3号ポットの苗(横幅約10cm)を植えて、約1年後に立性は横幅20〜30cmほどになっている。
- 植えてから最初の春(2021年3月)までは大きさがほとんど変わらず、成長は新芽が伸びる夏に進んでいる。
- 日当たりが過酷な場所で、立性・這性とも葉を落とさずに1年を越したと書かれている。
- 数値の記録は立性の2時点だけで、這性には植え付け時以外の横幅の数字がない。
- 剪定をしなかった這性は、株元がスカスカになった。
よくある質問
コプロスマは植えてから1年でどれくらい大きくなりましたか。
この記録では、立性の株は横幅約10cmで植えた2020年11月中旬から、約1年後の2021年11月中旬に横幅20〜30cmほどになったと書かれています。著者は成長がゆっくりだと書いています。1件の観察例です。
植えてすぐに大きくなりましたか。
いいえ。植え付けから約4か月後の2021年3月中旬の立性は、横幅約10cmでほとんど変わらなかったと書かれています。
立性と這性で育ち方に違いはありましたか。
這性は2021年春先から枝が横に伸び、8月下旬にボリュームが増えたと書かれています。11月中旬には枝が不格好に横に伸び、株元がスカスカになったとあります(数値の記載はありません)。
この記録の限界
- 個体数: 立性(レインボー・サプライズ)と這性(キルキー)の各1株の記録です。横幅の数字があるのは立性の2021年3月と11月だけです。
- 測定月: 数値があるのは2020年11月中旬・2021年3月中旬・2021年11月中旬です。2021年11月より後の記録は書かれていません。
- 日照条件: とても日当たりの良い場所で、これまで他の低木を何度も枯らした場所だといいます。
- 剪定: 剪定は全くしておらず、這性は株元がスカスカになりました。高さの数字は書かれていません。
1年あたりの伸びの計算例
式は「(最後の大きさ − 最初の大きさ)÷ 経過年数」です。立性は、2020年11月中旬の横幅約10cmから2021年11月中旬の20〜30cmほどまで約1年で、(20〜30cm − 10cm)÷ 1年 = 1年あたり約10〜20cmです。
幅のある数値のため、計算結果も幅になります。植え付けから約4か月の2021年3月は約10cmのままで、伸びは夏に集中しているので、1年あたりの値は平均です。
コプロスマ(レインボー・サプライズ)の最終的な大きさについて、公的資料に書かれていること
英国王立園芸協会(RHS)の植物ページで、この記録の立性と同じ品種名の Coprosma 'Rainbow Surprise' を確かめました。英国の資料なので、日本の庭での育ち方は書かれていません。
- 最終的な大きさ: 高さ1.5〜2.5m、広がり1.5〜2.5m。そこに達するまでの目安は10〜20年。
- 日当たり・土: 日向または半日陰。壌土で、水はけがよく適度に湿った、酸性から中性の土。南向きまたは西向きの、風を避けられる場所とされている。
- 葉: 常緑で、緑の葉の縁が黄緑・黄・クリーム・ピンク・赤に色づき、ピンクと赤は冬や寒い時期に強くなる。
この記録の「横幅約10cmから約1年で20〜30cmほど」は、資料にある最終的な広がり1.5〜2.5mの、ごく初めの段階です。冬に赤みが深まったという記録者の観察は、資料の葉の説明と同じ向きです。一方、剪定をしなかった這性の株元が枯れ込んだ点は、資料には書かれていません。
出典: Royal Horticultural Society「Coprosma 'Rainbow Surprise' (v)」(当サイトでの確認日は2026年10月28日です)。
ほかの樹種の記録
この木は横幅約10cmから約1年で20〜30cmほどになった記録です。同じブログの、同じ場所や似た大きさのコンパクトな常緑低木の記録は次のページにもあります。
- ロータス・ブリムストーン:同じブログの常緑低木。縦横10cmくらいから約10か月で50cmくらい
- アベリア(矮性種):同じブログの常緑低木。横張り約20cmから約1年9か月で45cm
- クフェア:同じブログの常緑低木。10cmから約1年で30cm
- 樹種ごとの成長記録の一覧表:植え付け時の大きさと経過年数を横に並べています
- オレアリア・リトルスモーキー:春植えと秋植えの2回の記録。秋植えは高さ約10cmから約6か月で約20cmになり、翌年の夏に枯れた
この記録は1つの庭の観察例であり、植える場所の日照・土壌、水やり、品種、苗の大きさによって成長の速さや冬越しの結果は変わります。すべてのコプロスマが同じ形で成長するとは限りません。