アベリア(矮性種)の成長速度は?約2年の記録
横張り20cmが約1年9か月で45cmになりました。西側の花壇に地植えして約2年、高さと横張りの推移を記録した実測記録です。
アベリアの成長の推移:時期ごとの株の大きさと様子(地植え・西側の花壇)
| 時期 | 株の大きさ | 記録された様子 |
|---|---|---|
| 2018年3月 | 横張り 約20cm | 5号(15cm)ポットの苗を4つ購入し、更地同然の西側花壇に地植え。最終的に横張り60cmほどになると見込んで、植え付け間隔は40〜45cmにした |
| 2019年12月 | 高さ 30cm・横張り 45cm | 4株とも測って、高さ30cmほど、横張り45cmだった(約1年9か月後) |
| 2020年4月 | 数値記載なし | 株の大きさに特に大きな変化はなく、徒長枝(まっすぐ長く伸びる枝)が出はじめた |
| 2020年5月下旬 | 数値記載なし | 4月からおよそ2か月でかなり大きくなったと書かれている |
この記録では、5号ポットの苗が地植えから約1年9か月で、横張り約20cmから45cmになり、高さは30cmでした(2018年3月から2019年12月)。数値で記されているのは2018年3月の横張りと2019年12月の高さ・横張りだけです。2020年4月は「大きな変化はない」、5月下旬は「かなり大きくなった」という文章だけで、数字はありません。同じ記事には、品種の目安として最大樹高1.5m・横張り1mが書かれ、ホープレイズなどの矮性種は通常60cm以下とも書かれています。これは品種の一般的な目安で、この庭での測定値ではありません。
アベリアの成長を植え付けからの経過ごとに見る(数値のある時点のみ)
| 植え付けから | 時期 | 大きさ | 出典の該当箇所 |
|---|---|---|---|
| 植え付け時 | 2018年3月 | 横張り 約20cm(高さの数字なし) | 「2018年3月」の行 |
| 約1年9か月 | 2019年12月 | 高さ 30cm・横張り 45cm(4株とも) | 「2019年12月」の行 |
「植え付けから」は、記事に書かれた時期の差から当サイトで数えた目安です。大きさは記事に数値がある時点だけを載せ、ない時期は補っていません。
この記録から読み取れること
- 5号ポットの苗を40〜45cm間隔で植えて、約1年9か月後に4株とも高さ30cm・横張り45cmだった。
- 数値の記録は2時点で、植え付け時は横張りのみ、約1年9か月後は高さと横張りの両方が書かれている。
- 2020年4月は大きさに大きな変化がなく、徒長枝が出はじめた。5月下旬には4月から約2か月でかなり大きくなったと書かれている。
- 植える間隔は、最終的な横張りを見込んで決めたと書かれている。約1年9か月後の横張り45cmは、植え付け間隔(40〜45cm)とほぼ同じ大きさである。
- 記事では、徒長枝は根元から切って、株の形を保つと書かれている。
よくある質問
アベリア(矮性種)の成長は、何年で何cmになった記録ですか。
この記録では、5号ポットの苗を2018年3月に地植えしてから約1年9か月後の2019年12月に、4株とも高さ30cmほど・横張り45cmでした。植え付け時の数値は横張り約20cmだけで、高さは書かれていません。1件の観察例です。
アベリアの成長が目立たない期間はありましたか。
2020年4月は「株の大きさに特に大きな変化はなく、徒長枝が出はじめた」と書かれています。その約2か月後の5月下旬には、かなり大きくなったと書かれていますが、数値はありません。
植え付け間隔はどう決めたと書かれていますか。
最終的に横張り60cmほどになると見込んで、40〜45cm間隔で植えたと書かれています。約1年9か月後の横張り45cmは、植え付け間隔(40〜45cm)とほぼ同じ大きさです。
アベリアの最終的な大きさについて、公的資料に書かれていること
英国王立園芸協会(RHS)の植物ページで、アベリア(学名 Abelia × grandiflora、英名 glossy abelia)と、小型の園芸品種 'Compacta' について次のことを確かめました。
- 基本種:最大の高さ・横張りとも2.5〜4m。成熟までの目安は10〜20年。日当たりのよい場所を好み、耐寒性はH5(英国の厳冬でも多くの場所で耐える、-15〜-10℃)。
- 'Compacta':最大の高さ・横張りとも1〜1.5m。成熟までの目安は5〜10年。日当たりのよい場所を好み、耐寒性はH5。
- 剪定:基本種のページには、3〜4年に一度、強く切り戻す場合があると書かれています。
このページの記録は、品種名が書かれていない「矮性種」の株が約1年9か月で高さ30cm・横張り45cmだったというものです。RHSの数字は英国での最大値の目安で、品種が分からない株がどちらに近いかは、この資料からは判断できません。ただ、基本種は3m前後まで育つ一方、小型の品種でも1m以上になる資料があるため、「矮性」と書かれた苗でも、植え付け間隔は最終的な大きさを見込んで決める必要があります。記録の著者が横張り60cmを見込んで40〜45cm間隔にした点は、'Compacta' の資料の大きさ(1〜1.5m)より小さい見込みです。苗のラベルで品種名を確認することが、植える前の判断材料になります。
出典: Royal Horticultural Society「Abelia × grandiflora」、同「Abelia × grandiflora 'Compacta'」(当サイトでの確認日は2026年10月26日です)。
この記録の限界
- 個体数: 5号(15cm)ポットの苗4株の記録です。品種名の記載はなく、矮性種とされています。
- 測定月: 数字があるのは2018年3月(横張りのみ)と2019年12月(高さと横張り)の2時点だけです。2020年4月・5月下旬は文章だけで、2020年5月より後の記録は書かれていません。
- 日照条件: 西側の花壇で、風通しと日当たりのよい場所です。日照時間の記載はありません。
- 剪定: 徒長枝は根元から切ると書かれていますが、数値を測った時点までに剪定したかどうかは書かれていません。
1年あたりの伸びの計算例
式は「(最後の大きさ − 最初の大きさ)÷ 経過年数」です。数値が両方そろっているのは横張りです。2018年3月の約20cmから2019年12月の45cmまで約1年9か月(1.75年)で、(45cm − 20cm)÷ 1.75年 = 1年あたり約14cmです。
高さは植え付け時の数字がないため、同じ式では計算できません。また数値は2時点だけなので、途中で一定に伸びたのかは分かりません。
ほかの樹種の記録
この木は横張り約20cmから約1年9か月で45cmになった記録です。同じブログの、コンパクトな常緑低木の記録は次のページにもあります。
- ヒペリカム・ゴールドフォーム:同じブログの常緑低木。横幅約10cmから約1年7か月で横張り約50cm
- ウエストリンギア:同じブログの常緑低木
- レウコフィルム:同じブログの常緑低木
- コプロスマ:横幅約10cmの3号ポット苗が、約1年で横幅20〜30cmほど(立性)になった記録
- ローズマリー(モーツァルトブルー):高さ10cmほどの3号ポット苗が、約1年3か月で最も高いところ50cmくらいになった記録
- ドウダンツツジ:落葉低木の記録。約70cmから5年半で約1mと、ゆっくり伸びた
- 樹種ごとの成長記録の一覧表:植え付け時の大きさと経過年数を横に並べています
- オレアリア・リトルスモーキー:春植えと秋植えの2回の記録。秋植えは高さ約10cmから約6か月で約20cmになり、翌年の夏に枯れた
- ブルーベリー:低木の実のなる木。東京都と島根大学の調査で、3〜4年生で樹高1m超になった記録
この記録は1つの庭の観察例であり、植える場所の日照・土壌、水やり、品種、苗の大きさによって成長の速さや開花の時期は変わります。すべてのアベリアが同じ形で成長するとは限りません。